キル・スイッチ。いきなり(今更)物騒な名前の単語を見て
「?」と思った無知な人です。
Windows 8搭載デバイスにインストールされたアプリを無効化、
あるいは削除できる”キル・スイッチ(kill switch)”を
使用する可能性がある。ということです。
これは「機能は搭載される。ことは決定」ってことですね。
独占禁止法などで叩かれたMicrosoftも
Windows XPの安定すぎる普及のせいで勢いを失いつつありますので、
多少強気な機能を盛り込んでもスルーされることでしょう。
という前にすでにAppleやGoogleでも実装済?
恥ずかしながらその辺も知りませんでした。
猛省して調べたところ、今のところモバイルOSに限り、
かのような機能が実装されているようです。
ユーザーのデータを閲覧/選択削除できる。
ということなのでしょうか。
これは多分会社ごとに解釈は分かれると思いますけど。。。
例えばマルウェアのアプリだとしても、利用しているユーザーが
必要な情報があり、それを勝手に削除する。
という可能性もなきにしもあらず。
どうもこの「キル・スイッチ」というものについて「?」がとれません。
とりあえずMSの方針は「関連するデータは全部消す」という方針のようです。
ではこの「削除範囲」はどのように設定するのでしょうか?
社会とはどこにも抜け道があるもののようで、
これは本当にどこまでいってもいたちごっこなのはわかります。
時には強権も必要でしょう。
個人的な意見としては、
多分最初からユーザーがセキュリティレベルを選べる。
というところが理想的に感じます。
例えば位置情報については一切を送受信しない。とか。
パスワード情報は一切記憶しない。とか。
この辺の自己管理をユーザーにゆだねた上で、
キル・スイッチが発動する環境があるといいと思います。
この辺は技術の発達/利益と反する部分でしょうから
難しいのでしょうかね……。
スマホが一般的にはBLACK BOXであることもよろしくないと思います。
そもそもネット社会全体が、これからどんどんクローズドに向かっていき、
純粋な良い/悪いは開発側/権利側の都合で変更されるようになると思います。
充実した文化として発展していってほしいなと、
心から思う次第でした。