久しぶりにゆっくりと映画を見たのでした。
ゴダールの中国女です。
購入して手元に置いてて見るのが多分3回目くらい。かと。
すごい正直に書きますがゴダールの映画は
20代半ばくらいにいろいろと観たのですが、
アルファビルがよかった。あとはあんまし。。。
って印象があって。でも、なんとなくオシャレだから。
みたいな雰囲気で。
で、ビジュアルやキーワードにインパクトがある
この作品を買いました。って感じで。あとメインテーマの勢いが良いんです。
で、改めて見返して「若い頃は浅はかだったな」と。
近頃頭を使わない映画ばかり観ててリハビリにもなったし
いろいろと興味深い良作でした。
薄い感想
この映画が何を言いたいのか。って。
「上辺だけで物事を語るな」ってことでした。
この映画の感想を述べるためには社会主義の歴史全体を学ぶ必要があると思いました。
そういうことができない自称評論家が、多いね。
っていうのが、この映画のテーマ。
なんか今の世の中にも通じるところがありますね。
社会主義って本当に浅い知識しかなくて、
出てくるキーワードの半分以上が知らないものでした。
本当に勉強不足。
なんならこれから観直して一字一句とりあえずググって調べてもいいかな。。。
ものを作る。語る。発表する。その、「責任」。
そういうものが重要視されずコピペや薄い感想、
当たり前の意見だけがツラツラとタイムラインに流れるSNS。
いろんな人が警報を鳴らしてきた「未来」は今なんじゃないかな。と、思う次第です。
これはアルファビルのテーマも一緒だったなあ。なるほどねぇ。。。
もっと頭を使わないと、ダメだな。って、思いました。