松本人志監督の「R100」が不入りのようです。
過去作品について、個人的な感想を書いてみます。
第一作目「大日本人」
個人的には好きです。
ラストのしょぼさは
お金をかけなければこんなにつまらない。
というハリウッド大作映画へのアンチテーゼなのかなと。
*
最後の方で予算がなくなってしょぼくれる作品も多いです。
潤沢な予算で作られたであろう初監督作品は、
そういうことも皮肉っているかもですね。
北野武監督は同年同時期に「監督・ばんざい!」を作ってますが、
これはこれで話が出来過ぎで、何かもちろんあったんでしょうね。
*
そういえばハリウッドでリメイクの話はどこに?
第二作目「しんぼる」
一番にまず、脱出系映画「CUBE」を連想しました、
もちろんオマージュしているんでしょうね。
びっくりするくらいの自画自賛っぷり。
トリックを駆使して上に昇る…。
吊るされたバナナを取りたい(結果バナナを手に入れた)お猿さん。
のようにも感じます。
. . . 「2001年宇宙の旅」だったのか。
とある進化の軌跡(=監督)。ということでしょうかね。
第三作目「さや侍」
言われるがままにアホなことをやる侍。
武士のプライド(=刀)持たず。
最期をむかえる。
形だけのプライドは持たずとも、
目に見えないもの(=お笑い)には真剣であった。
と、感じます。
プロデュースされている人たち。
というのはこんな感じ。ということでしょうか?
監督が映画に出ていなかった。ですよね。たしか。
ほぼ無名の人を主人公に抜擢し、
サクセスストーリー。であったと言えると思います。
つまりスターはこうやって作られ、忘れらていくものだ。
ということを映画の外にまで表現したと言えるでしょう。
2013年 「R100」
もう表題の通りです。これは「シベ超」です。
趣味丸出しなところも、「シベ超」です。
*SM好きのようですし。。。
つまり水野晴郎が100歳まで生きていて、映画作ったら、
こんな感じ。
っていうところをみせたかったのかな。と、思います。
「シベ超」を全国200館以上で公開!って、考えると、
もの凄い身体を張ったギャグですよ。
推測
松本人志監督の何が悪いのかな。
と、考えるのですが、わかりにくい?のか、わかりやすすぎる。のか。
打ち出し方が「テレビすぎる」んだと思います。
↓
つまり漠然とした推測ですが、
無料で観る分には、まあ。。。って雰囲気なのではないでしょうか。