西原理恵子先生原作の映画です。
大変メジャーな作品なので説明不要でしょう。
小泉今日子/永瀬正敏の元夫婦が家族を演じる。
ということでも、とても話題になりました。
写真を撮るときのかけ声。
「大爆笑!」が、印象に残りました。
アルコール依存症がおさまったところにガンがみつかり、
カモシダは基本いつも病院にいる雰囲気でした。
結果、最期まで見放すことの無かったサイバラの無償の愛。
漫画原作の実写化とかアニメ化とか、本当に沢山あって、
多くが残念な雰囲気になりがちですが、こちらはその中でも成功例です!
いろいろと見所あって、
かつ、西原理恵子先生の物語の作り方の巧さが光る。感動作品でした。
アルコール依存症というものについて、何がどう悪いのか。
依存症になる原因。カモシダの場合は
職業戦場カメラマンでトラウマを抱えたことが
大きな原因であることはなんとなくわかります。
多くの一般家庭は、漫画のネタにできるサイバラと違い、
金銭的にも精神的にも厳しいと思います。
アルコール依存症というものと、どう向き合っていくか。
というテーマはごく一般的な家庭にとって、とっても難しいことに感じます。
依存。というものは、とても大きな偏りではないか。
と、個人的には感じます。
なので、まんべんなくいろいろなものに偏る。
という言い方は日本語的におかしいかもしれませんが、
多趣味になることが依存からの脱却の手段の一つではないか。
と、漠然と感じる次第です。
趣味もものによってはお金かかるし、「趣味=>興味をもつ」ってことですから、
それを探す。って結構難しいですよね。